遺跡

エスピリト・サント教会（Igreja do Espírito Santo）-レイリア

レイリアのリス川にかかる橋の近くに建つエスピリト・サント教会は、1628年に最初に建造され、18世紀に再建されました。

この修道会は、1306年に創設されましたが、当時は、病院を維持する役目を担っていました。その後、16世紀にミゼリコルディア・デ・レイリア（Misericórdia de Leiria）という施設が設立されたため、この教会の社会的役割はこの慈善施設の方に移管されました。

単身廊を備えたこの教会は、非常にシンプルなスタイルの建築物で、特に芸術の点で注目される特徴はなく、木材をベースに大理石様の塗装を施した装飾が行われています。しかし、この修道院が収蔵しているものの中には、16世紀と17世紀の聖霊と聖リタ（St. Rita）を表した2体の彫像があり、これらは優れた作品ですが公開されていません。