客船ターミナル

リスボン・クルーズ・ターミナルは、建築家カリーリョ・ダ・グラーサ（Carrilho da Graça）の作品です。近年の統計で記録された観光客の流入増の傾向に応える形で2018年に完成しました。落成の年に、ポルトガルで最も重要な建築賞の1つである「ヴァルモールと都市建築賞（Prémio Valmor e Municipal de Arquitetura）」を受賞しました。ミース・ファン・デル・ローエ賞(2019)のファイナリストでもありました。

13,800 m²の広さがあり、コルクチップを混ぜ込んだ白いコンクリート造の建物は、柔軟性、安全性、環境品質および快適性の点で傑出しています。  喫水（海面から船底までの深さ）は最長12メートルで、様々なタイプのクルーズ船を受け容れる能力があります。