科学と知識

このセンターは、旧SIBILの鯨工場であった建物の中にあります。かつては鯨を含む大型の海洋性哺乳類を油と粉末に加工する産業施設だったのです。使用されなくなったのは1980年代初期ですが、2005年から2007年にかけてこのSIBEL建造物はラジェス・ドゥ・ピコ自治体評議会（Município das Lajes do Pico）により修復されました。

このセンターの現段階では、来館者は工場設備の常設展示、また工場と、大型鯨類の生物学および環境学的研究に関するマルチメディア展示を見ることができます。またこのセンターは来場者向けに、広範囲で多様な技術/芸術的また文化的イベントの主催や、2、3のとても面白い教育的活動も実施しています。年中無休で開館、売店、バー、屋外レジャー・エリアがそれぞれ1つ併設されています。

このセンターの第2段階では、海洋科学センター（Núcleo de Ciências Marinhas）も開設の予定、こちらは応用研究向けで、アゾレス大学（Universidade dos Açores）から学問的支援を享けることになります。

ラジェス・ドゥ・ピコ自治体評議会が所有するこのセンターの運営は、自治体関連会社であるCULTURPICOが担当しています。