ロマンス


タヴィラは非常に魅惑的な街です。ジラォン川 (Gilão) 側沿いの通りから、街並みを一望するのに絶好のスポットである城壁まで歩くと、隠れた名所を発掘してその秘密を明らかにしたくなります。この街には、独自の方法で空に向かって輪郭を描く「はさみ」のトラス構造、すなわち切り妻造りの屋根や、空気や音を遮断することなく家を保護する格子模様の木製のドアなど、東洋的な魅力があります。

ギマラインス (Guimarães) はポルトガルの誕生地と考えられています。ポルトガル初代国王となるアフォンソ・エンリケス (Afonso Henriques) がこの地に誕生したからです。ギマラインスの城壁内にあったこの地域は歴史的中心地であり、ポルトガルの成立と独立にゆかりがあります。独自に真の復興を遂げたこの都市は世界遺産に認定されました。市内には、調和を保った資産が良く保存されています。

カスカイス (Cascais) とエストリル (Estoril) 、すなわちリスボンの北の海岸は、国王ルイス1世が19世紀後半自身の夏の邸宅としてこの入り江を選んで以来、ポルトガルで最も国際色豊かな観光地の1つとなっています。温暖で、雨の降らない日数が年平均260日という気候条件は、国王がこの地を選択し、この時代の最も裕福な家庭も王家に倣い自分たちのヴィラや邸宅を建築した強い理由として、間違いではありませんでした。

ヴィアナ・ド・カステロ (Viana do Castelo) は、ポルトガル北部で最も美しい町の1つです。この町はポルトガルの発見と関わりがあり、またその後に発展したたら漁業からも、この町と海との伝統的なつながりを見ることができます。 ヴィアナ・ド・カステロ (Viana do Castelo) は、ポルト (Porto) から、あるいはスペインからはヴァレンサ (Valença) から容易にアクセスすることができます。