場所

サンタ・マリア・ダ・フェイラ
サンタ・マリア・ダ・フェイラ（Santa Maria da Feira）は、11～12世紀に国の北部とコインブラ（Coimbra）を結んでいた「テーラス・デ・サンタ・マリア（Terras de Santa Maria）」と呼ばれる地域の中心部にあり、当時この地域で行われていた市にも同じ名前が付けられています。この都市の最も大きな見どころは15世紀に建てられた城ですが、これはポルトガルの城の中でも設計や配置が一風変わっており、まるでおとぎ話から抜け出てきたかのような姿をしています。

今日サンタ・マリア・ダ・フェイラには、エウロパルケ（Europarque）（様々な文化イベントが行われる近代的な会議センター）やヴィシオナリウム（Visionarium）（対話型の科学博物館）など、いくつかの優れた施設を備えた都市となっています。また紙の博物館（Museu do Papel）も大きな見どころです。

この町の1年間の伝統的な催しの中で、フェスタ・ダス・フォガセイラス（Festa das Fogaceiras）が最も重要なのはいうまでもありません。これは毎年1月20日に行われる人気の高い祭りで、そのクライマックスはフォガセイラス（fogaceiras）のパレードです。フォガセイラスとは、フォガサス（fogaças）（甘い白パンの一種）という地元の珍味を頭に載せて運ぶ少女たちにつけられた名前です。