場所

ポンテ・ダ・バルカ
リマ川（Rio Lima）のほとりの緑豊かな地域にあるポンテ・ダ・バルカ（Ponte da Barca）は、15世紀に橋（Ponte）がかけられるまで両岸をつないでいた船（barca）からその名がついたと考えられています。それより前は、この地域はテーラ・ダ・ノブレガ（Terra da Nóbrega）またはアノブレガ（Anóbrega）と呼ばれていました。これはローマ名の「エラネオブリガ（Elaneobriga）」に由来するものと考えられています。

この町の歴史的な見どころは数多くの館（一部は観光客のための宿泊施設となっています）と、16～18世紀にできたいくつかの美しい建造物で、じっくり鑑賞する価値があります。また周辺地域にも、特に興味深い2つの建造物があります。これらはブラヴァンイス（Bravães）にある 13世紀のロマネスク様式の教会と、リンドーソ城（Castelo do Lindoso）（これも13世紀の建築）で、後者はこの地域の防衛に非常に大きな役目を果たしました。

ポンテ・ダ・バルカはヴィーニョ・ヴェルデのワイン生産地区に属しています。この町の一部はペネダ・ジェレス自然公園（Parque Nacional da Peneda Gerês）の中にあり、スポーツやレジャー活動用の素晴らしい施設を備えています。