リンダ・トールスマは、ポルトガルには二度来たことがありました。そのうち一回はマデイラ [Madeira] を訪れ、そこではレヴァダ [Levada](灌漑水路)の散策を楽しみました。そしてもう一回はポルト [Porto] を訪れ、街を探索し、ポルトワインのセラーについて知りました。

リンダにとってアレンテージョはハイキングに必要なものを全て備えた場所でした。景色、小さな自然の花々が点在する平原、小川、のどかな情景、見事な崖の見えるビーチがあり、中には海の彼方へと続く切れ目のない眺望がみられるトレイルもありました。気取らない簡素なレストランでありながら、美味しい地元の料理を楽しむことができるレストランに出会いました。ポルトガルの素敵な思い出は彼女が訪れた場所や出会った人たちの親しみやすさやおおらかさで彩られています。 

ROTA VICENTINA












VIA ALGARVIANA

リンダ・トールスマ(Linda Toolsema)
リンダ・トールスマは1975年生まれです。彼女は経済学者であり、グラフィックアーティストでもあります。オランダのフローニンゲン [Groningen] の近くに住んでいます。多様な手段やスタイルでスケッチや絵画を描きますが、ほぼ例外なく本に描きます。これにはさまざまなテクニックを混ぜ合わせて描く芸術的な日記や、小さなノートも含まれます。現地でのスケッチの場合は、「よりクリーンな」素材である万年筆や水彩絵の具を使用します。リンダはオランダのアーバンスケッチャーズの現役メンバーであり、フローニンゲン グループの共同主催者です。