美術館と宮殿

ジョゼ ジ ギマランイシュ国際芸術センター（CIAJG)は、５０年近くにわたり、ジョゼ ジ ギマランイシュが、アイデンティティを構築する方法としての多様性について考察を加えながら、故郷であるギマランイシュ(Guimarães)の街から始まり、豊かで複雑な文化がある３大陸由来の文明を横断し、もとの場所へと戻る地理学的で時間的な筋立てについて記述したスピリチュアルでシンボリックな旅程のなかで収集してきたコレクションからの品々を一堂に集めています。コレクションには、アフリカンアート、前コロンブス時代のアート（メキシコ(México)、ペルー(Peru)、グアテマラ(Guatemala)およびコスタリカ(Costa Rica))および古代中国アートのほか、アーティストおよびその他の現代アーティストの手による作品、民俗学的遺産、宗教的遺産および考古学的遺産といえる品々が含まれています。CIAJGは、手短に言えば、様々な遠方由来の文化の品々、写真および思想をひとまとめにして関連づける地図帳として機能しています。