アレンテージョ


エヴォラはローマ時代に建設された都市で、国王や貴族の居住地として選ばれた 15 世紀頃から黄金時代となりました。エヴォラが歴史的に重要な都市であったことは建築遺産を見ればわかります。また、 16 世紀に大学を設置し、科学や学芸の中心地としての地位を確立したことからも都市の重要性が確認できます。このエボラの歴史地区はUNESCOの世界遺産に登録され、訪れるべき場所として価値が一層高まっています。

アルケヴァ・ダム (albufeira do Alqueva) からできたグランデ・ラーゴ (Grande Lago) は、気の置けない仲間と数日くつろいで過ごすのにぴったりの場所です。グランデ・ラーゴはグアディアナ川 (Rio Guadiana) につくられたヨーロッパ最大級の人造湖です。貯水面積は250km2 。アレンテージョ (Alentejo) の5つの地方自治体にまたがり、周辺に数多くの観光スポットを有します。

スペイン国境近くのアレンテージョ地方に位置するカンポ・マイオールは、50キロメートル以上に渡って広がる広大な平原の真ん中にあり、ローマ人には「カンプス・マジョール」として知られた集落です。現在では、静かな通りと白塗りの家々が、温かく迎えてくれる住民たちの住む場所となっています。地域社会が共通の目的を持って団結すると、「民衆の祭り、あるいは花の祭り」として知られる、この国で最もユニークな祭りの1つが実現します。

アレンテージョ (Alentejo) の海岸は、サド川 (Rio Sado) 河口からザンブジェイラ・ド・マール (Zambujeira do Mar) まで広がっています。ここは太陽、砂浜、美味しい料理に恵まれ、親切な人々が暮らす地域です。訪れた人は、自然の状態が維持されている美しい海岸を目にしてきっと驚くことでしょう。