芸術と文化

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コルク
大変環境に優しく、ナチュラルで柔らか。必要に応じて温度を冷たく、または暖かく保つことができます。快適で居心地の良い環境を作り出すためにも使われてきました。コルクはポルトガルの最も特徴的な自然素材のひとつで、気づかないうちに生活の一部となっているのです。ワインボトルの栓は最もよく知られていますが、他にもコルクから作られるものがあります。アクセサリー、洋服、靴、家具、また床や壁のコーティングにも使われています。

マヌエル様式を理解する
国王の意志により、そして16世紀にポルトガルに存在した創造の天才達により始まったマヌエル美術は、正に、芸術の表現がポルトガル的に表現されたものです。大航海時代はポルトガルに素晴しい富と知識をもたらしました。当時、ポルトガルの探検者たちは辺境の地の文明を世界に知らしめ、多くの外国人芸術家達がポルトガルで働くためにやってきました。この文化の出会いにより、マヌエル様式が誕生しました。

ヒストリック・ビレッジ(歴史的集落群)
御影石や片岩(シスト)で造られた家が集まる歴史的集落群は、古代の戦闘の記憶と伝統を今に伝えています。その素晴らしい景観、優れた歴史遺産、そこに暮らす人々の親しみやすさでも知られています。山の上にある集落は、中世の城砦の高い塔が目印となって遠方からでも一目で分かります。国境に沿って城砦が戦略的に配置されたのはこの理由によります。王侯貴族や領主たちは、こうすれば敵の侵入をいち早く察知でき、より一層安心して眠れると分かっていたのです。

ファティマへの巡礼ルート
ファティマから各地へは、さまざまな交通機関が整備されていますが、自らの信念に導かれて、約束を果たすために、魂の救いを求めて、もしくはただ自分を見つめる方法として歩くことで満足感を得るため等々、理由は違えど多くの人が徒歩で向かいます。