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クリスマスの伝統

Cabeça Aldeia Natal_ Igreja
写真: Fotografias de Pedro Ribeiro©
写真: Fotografias de Pedro Ribeiro©

このクリスマス期間中、おうちにポルトガルがあるのはどんな感じか知り、またそんな気分でいてください。

カレンダーの最後に向かって退屈にさせるルーチンが始まるかもしれませんが、・・・クリスマスです!街灯が点り、家々はデコレーションされ、そこで私たちはいつもよりずっと多くの時間を過ごしています。この冬の寒い日々を楽しくするため、暖かい雰囲気を保つことが大事です。

クリスマスにポルトガルにいる気分で。ボロ-レイBolo-Rei(王様のケーキ)、ブロアス カステラーレBroas Castelares、そして鱈のレシピに全部トライしてみてください。マデイラ(Madeira)刺繍のテーブルクロスと、メインディッシュを供するポルトガルのファイアンス陶器をテーブルにセットしてください。コルク製のギフト、粘土、そしてポルトガルのデザインピースといったいろんな贈り物も提供できるでしょう。どうしたらそれを提供できるか、おうちにポルトガルがあるのはどんな感じか知ってください。



ポルトガルの家族は、伝統に従い、12月24日のディナーに集い、テーブルには鱈の料理が供されます。七面鳥のローストやその他の肉料理も-味わうのは大抵次の日からですが-メニューに顔を揃え始めます。デザートには、なんと言ってもキャンディやドライフルーツで一杯のボロ-レイBolo-Rei (王様のケーキ)が欠かせません。他にもブロアス カステラーレbroas castelaresといった季節の特別なケーキや、フィリョースfilhós、ドーボール、そしてクリスマスフレンチトーストといった伝統的な揚げ菓子があります。

真夜中には、ミーサ ド ガーロMissa do Galo(真夜中のミサ)で祝い、教会では、おうちもそうですが、クリスマスクリブのための特別な場所があります。クリスマスクリブとは、キリストが生まれた場所である馬小屋を再現したもので、アシジの聖フランシスコが13世紀に考案し、ポルトガルでは非常にポピュラーなものです。

クリスマスプレゼントは、各家庭の習慣にもよりますが、夜半過ぎか12月25日の朝に交換されます。昔々、サンタクロースがポルトガルのクリスマスを盛り上げ、木にギフトを残すようになる前は、ギフトを与えていたのは赤子のキリストでした。就寝時になると、子供たちはスリッパを暖炉に置きます。そして朝目覚めた頃に、彼がどんなサプライズを残したのか分かることでしょう。その年をお行儀良く過ごしていたなら、もちろんね・・・。

ブラガンサ(Bragança)、グアルダ(Guarda)、カステロブランコ( Castelo Branco)のような町やいくつかの村では、教会の墓地で12月24日の夜を通して堅木が燃やされて、大きな焚き火になっています。焚き火は、友達とご近所さんを集め、すべての人にメリークリスマスを願う集会所としての役割も果たしています。



大晦日の後、フェスティバルは、1月6日公現祭に終わります。通りや、モニュメントや教会で、めでたい新年を願う伝統的な歌“ジャネイラス(Janeiras)”を聞くことでしょう。

今年は、この季節の気分が戻ってきて、伝統のクリスマスイベントが再来します!セイア(Seia)の市である“アルディア・ナタル・ジ・カベーサ(Aldeia Natal de Cabeça)”, オービドス(Óbidos)や モンサラズ(Monsaraz)には、この時期に訪れる人が多く、他の町と同様に、クリスマスライトと雰囲気を保っています。

メリークリスマス、そして季節のご挨拶を込めて!


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